西田幾多郎『善の研究』の混乱する理論から、純粋な経験論を救い出す試みです。西田や純粋経験に関する他の一般的な書籍とは内容が全く異なります。
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<内容>
純粋経験論
西田幾多郎『善の研究』第一編第一章「純粋経験」分析より
西田幾多郎『善の研究』の第一編第一章「純粋経験」を批判的に分析し、混乱する理論を整理することで、学問的哲学としての、究極的・根本的な経験論としての純粋経験論のpureな理論を抽出する。
(目次)
1.純粋経験論とは
2.「自己」「主体」の経験はない
3.「思考」とは:言語表現と実際の経験とのズレ
4.純粋経験から「離れる」ことはない
5.「私」は存在するのか
6.「因果関係」とは
7.時間と純粋経験
8.「体系」から純粋経験を説明することはできない
9.「無意識的統一力」「統一作用」は純粋経験として現れてはいない
10.「意味」とは何か(1)
11.「感情其物」「意志其物」の純粋経験はない
12.「意味」とは何か(2)
13.「関係」とは
14.「同一性」は究極的に理屈で説明できない地点へたどり着く
15.経験論の究極としての純粋経験論